この本探してて本屋さんへ行く前にBOOKOFF行ったら見つけてしまい,
すいません・・・と思いながら購入しました.
で.
実は著者の方がMITのメディアラボの助教授ということで,
メディアアート関連の本かな,と思って買ったのですが,
思いっきり「自己啓発本」でした.笑
読み始めてから,あーこれ違った・・・
と思っちゃったのですが,
割りとすぐ読めるしそのまま読了.
で,読んでみたのですが,
まあ自己啓発本なんですが,内容は所々納得できるというか,
あーそうだよなーと思えるところもあり.
読んでみてよかったです.
著者のスプツニ子さん(この名前からしてもうぶっ飛んでる.笑)は,
MITの助教授である前にアーティストです.
しかもメッチャ優秀.イギリスの大学で数学の学位取っちゃうくらい.
しかもメッチャ美人.そのへんのアイドルより全然美しいと思います.
しかもメッチャぶっ飛んでる.
イギリスのアングラアート界隈で活躍してたり,
イギリスでの芸大の卒業制作もタイトルからして,みたいな.
まあカッコいい女性です.
でもそんな彼女なりにもやっぱり悩みとか苦労はあって.
ハーフなのでいじめられたり.
常に社会から「はみだす」存在だったという子供時代.
正直な所,子供時代の話はふーんで流しちゃったのですが,
大学,特に芸大に入った後,
アート作品を制作する段階で彼女が気付いたことというのは,
多分誰もが薄っすらと感じていることで,
それがキッチリ文章になっていて共感できたり気付き直したり.
例えば,
・自分ができないことをあえてやって,表現ツールを増やす
・全部自分でやるのではなく,人に頼む
・チームを作る
・多少無理めでも,できます!と宣言する
・やりたいことをやるためにお金もちゃんと稼ぐ
・前進のない「楽しい今」は捨てる
このあたりは,
自分も意識してやっていることだったり,
やろうとしてても上手くいってなかったりして,
読んでてハッとしました.
こういう自己啓発本って山のようにありますが,
1ヶ月とか3ヶ月とか経って一つでも内容を覚えていたら,
その本ってアタリだと思います.
これは・・・
覚えてるかな.